製品例①

上下嵌合で角パイプ状にするので複雑な形状も対応可能です

製品例②

製品例③

製品例④

材質	SPCC相当材、SUS304等
製品寸法	例：290ｘ60ｘ15（嵌合部分組付け時）
技術ポイント	複雑な絞り形状の精密クリアランス嵌合技術
工程	トランスファープレス、
概要	自動車エンジンに使用する燃料噴射装置に燃料を配給するユニットの部品です。従来の角パイプ成形から２部品の嵌合工法に切り替えることにより、形状の自由度が飛躍的に高くなりました。
型番・ブランド名	フューエルインジェクションレール
製品説明	従来は、本体に角パイプを使用していましたが、振動・騒音軽減のために複雑な形状が欲しいとの要望があり、パイプの成形では対応に限界があることから当社で工法を考案、絞り成形した部品を上下嵌合することで、パイプ形状を実現することに成功しました。 液漏れは絶対に許されない製品ですが、お客様で組み立てをする場合が多いため、組み立て易さも必要とされます。密着性と作業性を両立させる、高度なクリアランス管理が要求される製品です。
加工説明	基本的にはトランスファープレスで加工した本体部品の嵌合性を確認し、ロウ材の銅箔をスポット溶接するなどして、出荷します。お客様のご要望によっては、全部品をカシメ、スポット溶接などで接合、お客様はブレージング炉に入れるだけという状態に仮組して納品する場合もあります。複雑な異形状の絞り技術と、ストレート部0.1mm以下、曲線部0.2mm以下のクリアランスを実現する嵌合の技術が必要とされます。