PRODUCT製品紹介
燃料電池用部品「インターコネクター」
全体画像
凸部
材質 | NSSC220ECO |
---|---|
製品寸法 | t0.8×136×136 |
技術ポイント | 凸高さバラつき0.02以下 且つ 反り1㎜以下 |
工程 | ①抜き ②凸だし ③凸だし ④たたき、反り修正 ⑤トリム |
概要 | 固体酸化物燃料電池(SOFC)は、高温で動作する燃料電池です。 セラミックス製の電解質を用い、水素や都市ガスなどの燃料と酸素の化学反応で発電します。 発電効率が高く、コージェネレーションなどへの応用が期待されています。環境負荷が低く、多様な燃料に対応できるのが特徴です。 インターコネクターはセパレーターとセラミックをレーザー溶接し、20枚積層し搭載され、産業用の燃料電池や家庭用エネファームなどに使用されています。 |
製品説明 | 燃料極と空気極を電気的に接続し、発電された電流を外部回路に導出する重要な部品で、各セルの電流の経路とガスの循環を担っています。 反りが1㎜以上、凸のばらつきが20μⅿ以上あると相手物のセラミックが割れる為、非常に難しい要求精度です。 ① 凸の数290 ② ワークサイズ:136×136 ③ 反り:1㎜以下 |
加工説明 | 工程②③の凸だし成形で図面寸法よりも若干高く成形し、④たたき工程で凸の高さを揃え、製品全体の反りの除去を行っています。 |