PRODUCT製品紹介
ステンレス製厚板フランジ
バーリング側から見たところ
プレス上がりの底面(実際の製品は研磨加工をしています)
従来工法品 大きなダレが発生する為、1mm以上の研磨が必要でした。
従来工法品 反対側には大きなバリが発生する為、こちら側も大きく研磨する必要がありました
バーリング穴部分切断写真 内面段付且つ全剪断を実現しています
材質 | SUS430JL |
---|---|
製品寸法 | t6mmx76mmx43mmx4mm(バーリング高さ) |
技術ポイント | 6.5mmステンレスの複雑形状フランジをプレス加工のみで完成させています |
工程 | 精密塑性加工-底面の研磨 |
概要 | 当製品は、全剪断加工・内面段付加工・ダレなし加工・塑性流動成形・平面出し加工・バリ極小加工など、これまで培ってきた当社のSUS厚板加工技術の粋を集めた製品です。 |
型番・ブランド名 | EGRパイプ用フランジ |
製品説明 | 従来、厚板フランジのプレス加工は大きなダレ、バリ、破断面が発生する事を前提として、指定寸法より30%ほど厚い材料を打ち抜き、これを両面研磨で落として指定寸法に入れるという手法を取っていました。ただ、このやり方は多くの材料を無駄にする上に、研磨量が莫大なものになって加工費が上がる、両面フラットの形状にしか対応出来ない等、様々な問題を内包していました。当社で開発したHKTM工法は、これらの問題を解決し、6.5mmステンレス材の複雑形状のニアネットシェイプを実現しました。 |
加工説明 | ■外周は全剪断状態です ■SUS厚板としては、ダレを極小に抑えています ■穴内面も剪断面が90%を超えています(顧客要求は70%) ■穴内面に段付き加工を施しています。 ■塑性流動成形でバーリングを加工しています。 ■バリ極小加工で研磨しろを最小限にしています。 |
備考 | Tier1のお客様を通じ、大手自動車メーカー様に数万個/月の納入実績があります。 |